こんにちは。らむねです。
恋愛をして両想いになった相手が、実は「お金目的」や「恋愛以外の目的」で近づいてきたと知った時、
あなたならどうしますか?
今回は、高齢者同士の結婚にまつわるお話です。
実は結婚していた? 高齢者をだます結婚詐欺の姑息な手段
菅原弘道さん(62歳)は、40代で離婚をしてから、シングルファザーとなり
一人息子を育て二人で生活をしてきました。
3年前、息子が自立をして家を出てから、弘道さんは一人暮らしになりましたが、
ずっと家事をしてきた弘道さんにとって、ひとり暮らしは全く苦になりませんでした。
しかし、孤独死などのニュースを見るたびに弘道さんは、モヤモヤと心を痛め、
「息子に迷惑をかけないためにも、老後を一緒に過ごせる人を作ったほうが
いいのではないか」と考えるようになりました。
そして、自分なりに調べて、高齢者向けの婚活サイトへ登録しました。
婚活を始めてしばらくは、弘道さんの理想の女性は現れず、婚活は難航していました。
というのも、面倒くさがり屋な弘道さんは、
メッセージを送るなど、連絡をマメにすることが出来ず、何度かチャンスを逃していたのでした。
やっと出会えた女性
そんな中、弘道さんは高崎道子さん(55歳)と出会います。
バツイチで子どもがいない道子さんは、天涯孤独で、
将来おだやかに、一緒に過ごせる人を探しているとのことでした。
メッセージでのやり取りが苦手な弘道さんは、
できれば道子さんと会って話したいと伝えました。
すると道子さんは、「よろこんで」と返事をくれて、数日後に会うことに……。
実際会ってみると、道子さんは小柄で色が白く、年齢よりも若く可愛らしい女性でした。
何より、シングルファザーで頑張ってきたことに対して、
好意的に理解を示してくれたことが弘道さんにとって、大きな決め手となり
(この人と、もっと会いたい)と思うようになりました。
そして弘道さんは道子さんと何度かデートを繰り返し、
お互いのことを話しながら距離を縮めていきました。
しかし、道子さんにはある秘密があったのです。
その秘密とは?
(2019.07.29)